シニアに不足しがちな栄養素として、「タンパク質」「ビタミンB6」「ビタミンB12」「鉄」「食物繊維」「亜鉛」「カルシウム」が挙げられます。
実は運動量が多いシニアの方が「エネルギー」と「タンパク質」摂取量が圧倒的に不足しています。
シニアは全般的に「カルシウム」や「ビタミンD」も不足している、という結果も出ています。
特にシニアにタンパク質不足が生じるのは、加齢による食欲や消化能力の低下が原因と言われています。
また、日本人にとって「カルシウム」は、慢性的に不足している栄養素と言われています。
筋肉の収縮やホルモン分泌の調整など生理的機能の調整と言う重要な役割を担っています。
しかし、加齢に伴う消化能力の低下により、食事から摂取しても体内で吸収率されにくい状態になっているのです。
その「カルシウム」の手助けをしているのが「ビタミンD」です。
カルシウムのバランスを整え、骨の健康維持に必要とされています。